アッヴォルトーレ

土壌は化石が豊富にみられる粘土質で、わずかに酸性です。畑の向きは南西、収穫量は17hl/ha。発酵は温度管理されたセメントタンクで行なわれ、25日間のマセラシオンの間、1日に2回ポンピングオーバーを行ないます。マロラクティック発酵は225Lのバリック（うち80％が新樽）で行ないます。さらにその後12ヶ月程バリックにて熟成。その間ラッキングを1回行います。その後6ヶ月瓶熟。紫がかったルビーレッド。熟したフルーツやバニラの複雑な香りがあります。フルボディでソフト、ベルベットのような口当たりです。良いヴィンテージにしか造りません。